2021年7月投資計画(金融工学レバレッジ銘柄選定方針、バフェット越えのSIM結果、レバレッジ投資実績、短期リバランス方針)
〇効率的フロンティアとレバレッジ
接線ポートフォリオのレバレッジ投資がリスク修正後リターンを最大化できる。
〇ケリー基準を参考に、レバレッジ銘柄を選定
ケリー基準とは、期待リターンの中央値が最大になるレバレッジ比率です。期待リターンの中央値は、年利のドリフト運動と標準偏差のランダム運動を仮定した際のモンテカルロシミュレーションした際のリターン分布の中央値です。ケリー基準の数値は、以下の式で算出しました。
ケリー基準は中央値なので、実際は下振れも想定し、半分~1/4のレバが使うのが安全側になります。結果、QQQ,VHT,VDCのレバレッジTQQQ,CURE,UGEを選定しました。
TQQQ 70%とTMF 30%のレバ3倍最大シャープレシオポートフォリオです。
下位10%の成績でも、年利24%を得ることができます。バフェットの年利が20%なので、90%以上の確率でバフェットに勝てる数値です。
リターンの中央値は、2年で倍になります。
■2021年6月の投資実績
〇レバレッジ株式のTQQQとCUREへ一括投資
『ライフサイクル投資術』より、若いうちにレバ2倍、老年期にレバ0.7倍というのが、ずっとレバ1倍よりボラティリティを低減しつつ、リターンを増加できることが示されています。老年期に一番リスク資産が増えてしまう引退時期リスクを回避できるためです。これに従って、残金をTQQQとCUREを一括でフルインベストしました。運がよく、3週間くらいで利益+15%でました。
よくよくアロケーションを見直すと金がずいぶん減ったので来月は金を買おうと思っています。
〇レバレッジ投信を調査しています。
米国ABC戦略ファンド5倍コースは、NASDAQ3倍と同程度のリターンを出していて、びっくりしました。ボラティリティが大きいこと、1倍コースの実績と投信の紹介ページが一致しないことが懸念点です。株式レバレッジ枠として考えます。
債券代替投信としては、チャートで見ると下落リスク小さいUSA360が優秀です。アセットアロケーション全体での効果としては、金50%や債券400%あるゴーゴーバランスが優秀だと思います。
しかしながら、ケリー基準も考慮すると、レバレッジ率が高すぎる可能性があります。債券は1倍投資にするかもです。検討中。
インフレ懸念がすごい強かった時に一括投資したゴーゴーバランスがSP500や債券を大幅にアウトパフォームしていました。
今のチャートをみる↓
〇暗号資産には5%投資します。
暗号資産と暗号資産保有企業の連動が弱くなりました。なぜですか?
怖すぎて買い増しができませんでした。
5/31→6/21でリターンは、+3%でした。
■その他話題
〇急に5%,10%上がったら1~5%売ってリバランスするルールにしました。
一括でフルインベストしたため、現金での追加購入ができなくなり、売却を伴うリバランスを始めてやりました。急にGLDMが10%上がったタイミングと、急にTQQQが5%,10%,15%上がったタイミング、及び、で1%売却しました。
6/21はEDVが急騰しているので、これを売って、金とCUREを買おうか考えています。
〇個別株の購入をやめます。
タイミング見計らってちょっとずつ押し目売りしていきます。
$ZM
366*90/82=401くらいが上昇余地か。$380に指値。(利益30%)
$PTON
113*7.6/6.9=124くらいが上昇余地か。$115に指値(利益15%)
$BABA
売る理由がない。
$AMZN
売る理由がない。
〇リターンの良いレバレッジ投信
石油、航空防衛、不動産、ブラジル、ロシアを買おうって気持ちを持っていれば、もっと戦績が良かったようです。これらは、ボラティリティが大きく、事前にそのような気持ちをもつのは私には難しそうです。
余った現金を全額CWEBに一括投資しました。ボラティリティ的には2倍レバは高すぎるので、5-20%の利益が出たらやめるかどうか悩んでいます。半減しても塩漬けにします。追加投資はしません。
初めての短期投資です。私が得られるプレミアムは、BABAの中国政府独禁法適用暴落やTALの粉飾会計暴落などによる総悲観から発生すると信じています。