2021年11-12月:FIRE水準達成しました。2022年の相場観(FFレート,業績相場)と注目市場(SOXL,BLOK)

■個人的なニュース

〇FIRE水準達成!

・6か月ローリングリターンが生活コストを上回り、10-11月は、実質的に給与を使わずに生活ができました。

・12月も十分にリターンは高かったですが、豪遊したため未達です。

・私が投資を始めた2020/8からずっと米国株は利益成長率が高いです。低迷期になる可能性にも備え、引き続き労働者をやっています。

 

 

〇かふかポートフォリオ

・株式は90%でうち、85%がETF、5%が個別株です。

ポートフォリオ全体のレバレッジ率は145%です。

・株式のほか、ゴールド7%,債券3%です

レバレッジで実効的なリスク比率への換算後で、米国株が含まれるETFは87%あり、うち39%はQQQ,QLD,TQQQ関連です。

 

まとめると、最大のリスクは米国株、大手テックであり、レバレッジ145%かけており、添える程度にゴールドと債券で分散投資をしてます。

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20220104かふかポートフォリオ

・11,12月の売買としては、11月初旬の爆上げで利益70%超えてきたTQQQをピークで減らし、遂に利上げが想定されてきて債券を減らし、VOOを増やしています。個別株も引き続き減らしています。

・売買目的はすべて利上げに備えたリスク削減です。

 

■市場調査

S&P 500 EARNINGS AND ESTIMATE REPORT
S&P 500 EARNINGS AND ESTIMATE REPORT - Google 検索と検索すると、最新のSP500の公式の統計がでてきます。

・利益成長について整理すると、ヘルスケアとテックの高い利益が継続していることが分かりました。

リーマンショック等の低迷期においても、利益がマイナスになるのは1か月程度というのが意外なデータでした。期待で株を売買するとはこのことですね。市場サイクルを考慮すると、低迷期においても微利益の出るセクターは強いですね。

 

 

〇FFレート利上げ局面:業績相場

FOMCによると、21/4~米国短期国債の利率(Federal Fund Rate,FFレート)を上げるという3か月前倒しの方針でした。

・過去の利上げ期間のデータを見てみると、ゴールド、テック、ヘルスケアが強かったです。

・また、利上げ中には暴落は少なく、利上げ停止局面でレンジ相場になり、株価暴落と前後して利下げとなるようなチャートでした。株の売り時は利上げ停止局面での冷静な判断が必要そうです。今は、ゼロ金利で2023年にかけてFFレート2%に向かう方針なので、2022はまだ上げる一年になりそうです。

 

・また、2022年のVOOの利益成長予想は10%、QQQの利益成長予想は17%がコンセンサスとなっており、株価も上がるのが順当な1年になりそうです。これについて日本語で整理された情報は、野村證券の週刊米国株式展望に載っています。

(https://www.nomura.co.jp/es/lp/retail/fstock/usmarket/pdf/usmarket.pdf)

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https://www.nomura.co.jp/es/lp/retail/fstock/usmarket/pdf/usmarket.pdf

 

■銘柄調査

〇全世界株式2倍レバレッジ:地球コンプリートが新登場。

レバレッジ2倍、信託報酬0.4%のようです。

・1倍のベンチマークも設けずに、複数の指数を組み合わせたオリジナルのようです。

https://twitter.com/invskf/status/1468516327443013632

 

ブロックチェーン関連企業ETF:BLOK

・投資には、リスク削減のため分散投資が有効です。最新のETF等の実績を見ていると、基本は米国株が強いですが、中でも強いのはQQQです。他に強いVT,VOO,VIG,VGT等はQQQとも相関性が高く、分散投資になりません。

・歴史的な分散投資先は、ゴールド、債券(米国、世界、企業)、REITなどの不動産、その他石油、食糧、希少金属等商品やです。実際の相場では、ゴールドよりビットコインが好まれ、リターンに恵まれていません。オールドエコノミーやインターネットを介して豊かになった先進国では投資先が飽和してきており、債券の価値が低くマイナス成長しています。成長しない商品の本質は投機です。

・最近の若者はゴールドじゃなくてビットコインを買うし、変化に強い著名企業群も暗号資産関連事業で利益を生み始めています。

・暗号資産関連は米国株の3倍程度のボラティリティがあり、銘柄分散も難題です。そこで、BLOK等の暗号資産関連事業を行う企業への投資が有効だと思っており、中でもBLOKが優れていると思いました。

 

 

半導体レバレッジETF:SOXL

・今世紀において米国株で利益が強いのはQQQに多く採用されているインターネット企業です。インターネットは仮想的な存在ですが、物理的な半導体に依存しています。インターネットと半導体は切っても切り離せない関係です。

半導体は目覚ましい利益と利益成長を続けています。

・インターネットと半導体は利益を出すタイミングが数か月単位でずれており、これが分散投資によりシャープレシオが改善します。

半導体投資の市場リスクとして、半導体特有の兆円希望の巨額投資が数年規模のサイクルがあることが挙げられます。更に悪いことに、最も有力と考えているETFであるSOXXは、銘柄数が30と少なく経費率も0.60%と高いことが挙げられます。(一方でこの3倍ETFであるSOXLは3倍にも関わらず経費率0.95%と1倍より割安感があります。)

・しかしながら、全セクターを破壊するインターネット企業が成長を続ける限り、半導体企業の投資と成長が求められており、実物の半導体×仮想のQQQというのは相性が良いと思っています。

 

 

 

〇利上げに備えたハイクオリティETF:SPHQ

・2022-2023に想定されている業績相場では、利益をしっかり出す、クオリティの高い企業か好まれると歴史的な相場観では想定されます。

・SPHQは、SP500に含まれるクオリティの高い銘柄群からなるETFです。

・その他の指標として、連続増配はクオリティの高さの裏返しと考えられ、VIGも良いと思います。

・SPHQはVTIやVOOとの差異が少なく、実際にはVOO(2563,貸株金利0.4%)への投資額を増やしました。

 

・このような考え方は、インターネット企業が市場を席捲する前の歴史的な相場観です。アップデートが必要な可能性もあります。具体的には、SPHQやVIGがQQQより優れたETFと断定するには、SPHQやVIGは利益率とその成長が少ない点が懸念されます。(とはいえ、リスク圧縮の観点ではQQQよりSPHQの方がよいと思います。)

 

 

〇ARKK銘柄でありメタバースの基盤:U

・なんかしらんけど半年でダブルバガーしました。やった~