2022年、逆金融相場の売買履歴を振り返る。【秘密のポートフォリオ公開】

年初のかふかポートフォリオ

株:125~175%くらい?米国高め。個別株5%くらい。レバレッジはナスダックとヘルスケア。

債券:ほぼ0

ゴールド:ほぼ0

USD:1%くらい

JPY:ほぼ0

 

今のかふかポートフォリオ

株:80-90%くらい米国高め

債券:数パーセント

ゴールド:数パーセント

USD:ほぼ0%(配当など)

JPY:10-20%くらい?(スポットで買っていないので余っていきます)

 

 

各口座の中身

確定拠出年金

・先進国株式(実質、米国株連動)を買ってます。

・全世界株式でも全米株式でもない理由は、それが選択肢にないからです。

iShares MSCI Kokusai ETF

楽天証券投資信託

アセットアロケーションの安全性・安定性を高めるために、ゴールド比率を5~10%まで上げる計画です。SMTゴールドインデックスを買っています。歴史的にもロジック的にも、金利を上げる直前まではゴールドが強いはずでした。実際は、金利上昇が急速&金利水準が高すぎて、急激にドルの価値が高まって、ドル以外がしにたえました。ゴールドもドル建てでみれば、少しのマイナスです。円よりは全然まし。

金利が動かなくなるor 利下げの局面ではまたゴールドも強いはずですが、金利4~5%で安定するなら、当初からの計画である債券でもいいし、むしろ債券がいいよねって話。ということで2022年後半は金利見通しをにらんで、債券のタイミング投資を見計らっています。債券なら金利4.3%でも十分すぎるポートフォリオが組めるけど、金利5.25%見通しとか言われるから、まだ様子見です。

・その他米国株など買っています。

・Tracersのグローバル2倍やS&P500ゴールドプラスは、レバレッジ2倍ながら経費率0.20%と比較的優秀なので試しに買いましたが、レバレッジの本質が米国ドル借り入れなので、短期金利4.5%ではわりに合わないのですぐに辞めました。偶然10%儲かりました。

楽天投信

楽天証券日本株
・投信より実質コスト安いじゃんと思って始めました。

・米国株ETFを買っています。

・為替ヘッジの本質が米国ドル借り入れ&ホールドだと理解していなかったため、2563で痛い目を見ました。SP500はヘッジ無しの2558でいいと思います。

 

楽天証券(米国株)
・個別株を買いたくて始めましたが、売買手数料0.5%なのと、日米二重課税(米国外なら三重課税)、個別株のボラティリティが割に合わないので辞めました。

・TDOCのリモート医療は応援の気持ち満々でしたが、想定外の敵(AMZN)と金利上昇で半額くらいで損切りしました(初めての損切り

・ADMの穀物事業はウクライナリスクで暴騰したので売りました。

・余らせたドルでGLDMや米国優良株VIGを買いました。また余ったドルは144円で円転しました。

 

 

楽天証券(米国株)


SBI証券(投信)

・全世界株式、全米株式を買っています。

・昨年に全売りしてなかった、残りの債券レバレッジETFを半額で損切りしました。

逆金融相場でリスク要因でしかなかったですね。

・むしろ、利上げ局面では債券の空売りが強かったのではないでしょうか?米利上げはみんなの共通認識だったが、それでも債券を買うのは超長期投資の機関投資家(年金基金とか)なので、ロジカルに投資してもっとも勝ちやすい相場だったと思いました。ポジション持ってない妄想です。ただ、今買うのも金利4%→5%or over を見込むなら一考の余地がありますね。

利上げ局面の債券売りETF TMV

・同じく昨年に全売りしてなかった、残りの3倍レバナスも売ってます。これは半年かけて段階的に売り続けており、半年で60%利益、10か月で10%利益になった段階で全売り。Q1のテーパリング中は金融相場って信じてたけど下げたのは想定外でした。怖いですね。Q2で利上げ局面の段階で手放しました。個別株と違って、シャープレシオ的にもポートフォリオ全体でレバ1.75倍いけるという確信をもって大きく賭けれたので、利益額も高めでした。

コロナ後半相場のレバナス

SBI証券(米国株)

・主に、米国株を買っています。

半導体、BTC連動のMARAは半額未満になって放置してます。元々少額なので、ポートフォリオ全体への影響は軽微ですが、大きく賭けれる自信がなかった時点で、その株は一流ではないので、やらないほうがよかったのかなと思いました。半導体レバレッジがかかっているのは、ボラティリティ高くとも現状維持ならレバに見合う&1倍の経費率がなぜか高かったからです。ボラティリティは分析済みでしたのに手を出したのは、明確な反省点ですね。

SBI証券(米国株)

・ヘルスケア3倍も、レバナス同様に、シャープレシオ的にもポートフォリオ全体でレバ1.75倍いけるという確信をもって大きく賭けれたので、利益額も高めでした。90~100ドルで買って、140ドルくらいで売るか迷って売らず、逆金融相場も厳しくなって上値も厳しく110ドルで売りました。為替もプラスして、ドル円110円で仕入れて、ドル円135円で売れて、かなりお得でした。

・ヘルスケアは歴史的にもシャープレシオが高くて好きです。最近10年~20年のテックもそのはずでしたが、揺らいできています。「ドットコムバブルと違って、今はテックは生活必需!」と私がよく唱えていましたし、これ自体は変わりないです。

CURE

ヘルスケア

モザイクはウクライナリスクの肥料銘柄で購入後25%上昇しましたが、売りタイミングわからず、株価も見ず放置してたら元値に戻りました。

MOS

・こう色々見返してみると、私の買った個別株もどれも20%くらい含み益出ていますね。去年のUnityは2倍になった(そこで売らずに元値)し、TSLAや20%で売りました。BTC連動のMARAやMSTRも20%利益でいったん売ってましたし。

・最近読んでいる『マーク・ミネルヴィニの成長株投資法』でも、売りタイミングが重要で、ミネ先生は売りタイミングを決めたらシャープレシオよくなったとか、2,3倍になった成長株はそのうち元値に戻ることも多いとか言ってました。長期投資目線でしか株を買ったことないけども、短期利益20%出たら売るor 指値を常につけておくといったルールを作れば私でもアリかもしれないと思いました。基本的に、個別も短期もやるつもりはないけど、また2年後くらいに金融相場の兆しが来たら興奮して買っちゃうかもしれない。

 

SBI証券日本株

・SP500を買っています。

 

MANEX証券(投信)

・SP500を買っています。ポイントビビるほどつきました。

・3口座目は、ポイントが持ち分把握のための作業時間に見合わないなと思っています。

 

終わりに

バフェットら著名投資家を見習って、売買したときには理由と記録をつけるようにすると宣言しましたが、できていなかったのでまとめて実施しました。

想定外はテーパリング中にも株価を下げ続けたことと、金利が2%とかをはるかに超えて5%見込んだことと、日本円の価値が30%近く下落したことと、ロシアが宣戦布告したことです。

過大な勉強代は、為替ヘッジ有でもなしでもそんな変わらんやろ&貸株金利高いほうがいいやろで、為替ヘッジ有の米国株式を買っていたことです。為替も為替ヘッジもその仕組みも興味持っていなかったのはよくないですね。次回に活かします。

日本円がやたらと安いので、日本の安定成長&優良&国内経済系企業ETFがあれば買いたいのですが、ありますか?弊社含めて日経225はドルで利益稼いでるから、円高は業績リスクがあって買いたくないのです。

レバレッジは良い感じに利益残して手放せました。よかったですね。次回も楽しみです。

最近はいつ債券買うかばかり考えています。