202108かふか投資基本方針

■背景

・市場最適ポートフォリオである全世界株式を(できれば)使いたい

・リスクを下げる分散投資を用いたい

・ついでにリターンが上がると嬉しい

 

 ■ETF選定

TQQQ:NASDAQレバ3倍。ケリー基準は7(金利4%)~8倍(金利1%)

CURE:ヘルスケアレバ3倍。ケリー基準は4.5倍(金利4%)~6倍(金利1%)

VIG:連続増配銘柄ETF優良株のみが含まれるETF

VT:全世界株式。効率的市場仮説における最適ポートフォリオ

GLDM:ゴールド。株式と相関が低い。金利5%以下では債券に優位

EDV:20年債。株式と逆相関で、ボラティリティ低減に役割

 

その他銘柄:「既選定銘柄と高い相関性」「ボラティリティが高すぎる」「景気敏感性が高い」などから対象外。

 

■SIM結果

〇期間

2012-2021

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〇レバあり債券あり。

3倍レバ半分で利益を取り、20年債半分でボラティリティ低減

・20%のボラティリティで期待リターン32%

・TQQQのレバ、すなわち、NASDAQの高い利益成長性を信頼することが大前提となる。

・SIM期間が金利低下と重なるため、期待リターンは下がる。

債券に利益は期待していないが、株式と強い逆相関を示す唯一の資産。

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〇レバあり債券無し

・レバ30%、ゴールド5%、1倍株式65%

・20%のボラティリティで期待リターン28%

・TQQQのレバ、すなわち、NASDAQの高い利益成長性を信頼することが大前提となる。

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〇レバ無し債券無し

株式2:ゴールド1

ボラティリティ10%に留めつつ期待リターン10%

仮定が少ない分散投資

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■なぜTQQQなのか

NASDAQ上位銘柄で私たちの生活が成り立っており、令和のディフェンシブセクター、かつ、安定利益成長セクターだと信じているから

景気敏感セクターは、ボラティリティが大きくレバレッジに向かないから

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・一方で、2年以上先は誰にもわからないので、2年以上投資することが確定している積立NISAと確定拠出年金は全世界株式にしている